『人生に偶然はない』 三浦知良
日経新聞(10/12/07付け)のコラム「サッカー人として」より抜粋
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「今年は活躍しましたね」なんてお褒めの言葉を頂くことがある。そんなはずはなく、全36試合で188分しか出なかった1年に満足はできない。それでも3得点が我ながら全部いいゴールだったから、そう錯覚されるのかもね。この決定力に話題が及ぶと「カズは何か持っている」とよく言われるけど、持っているからじゃないんだ。
この1年、試合形式の練習は僕にとっての公式戦だった。試合前日でもメンバー外の選手と球を追った。調整と思って臨んだ練習なんて1度もない。グラウンドでの一瞬一瞬、僕は本番をプレーしていた。それが最後に最高の90分間をもたらしてくれたと信じる。
今シーズンをまとめます。人生に偶然はない。大分戦で輝けたのは偶然じゃない。だからこうも思う。1988年ワールドカップ(W杯)に行けなかったのも偶然じゃない。岡田監督がどうこうでもなく、僕に力がなかったのだと。努力が足りなかったのだと。
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素晴らしき90分間を思い返す。幸せ、やり切った充実感・・・・・・。ずっとやっていたいね。死ぬまでね。
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「人生に偶然はない」っていい言葉だな。
野球でも、
「普段の練習で8割できることが、試合でだと2割しか自分の力が発揮できない」なんて話を聞いたことがある。(これは言い過ぎだろうな。。(汗))
だから試合で練習の時と同じくらいのパフォーマンスができるように、練習でも実践同様の集中力で臨むんだと。
見習わなきゃな~~
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