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2012年06月13日

仕事の「彼方」を見つめる

 やりたい仕事が貰え、初めて仕事が好きになり、やり甲斐が生まれる。一流になれば、格好の良い仕事で、毎日楽しく働ける。―――若い人はそう考えがちですが、それはまったくの誤解です。

 どのような一流のプロフェッショナルも、仕事の9割は地味で単純な作業の連続です。「神は細部に宿る」といいますが、その神をつかまえるには、目に見えない単調な作業の積み重ねが必要。それがあって初めて、目に見える成果が生まれるのです。

 そして、こうした地味な作業に取り組む姿勢こそが、やりたい仕事を呼び込むための鍵。私の経験では、地味な仕事を「面白い」「やり甲斐がある」と思って取り組んでいると、逆にやりたい仕事が、ごく自然に集まってくるのです。

 私はこれを「仕事の逆説」と呼んでいますが、「それは科学的に実証されているのか」などという疑問を持つことは、若さの落とし穴。人生には、論理を超えた世界がある。無条件に覚悟を決めることも、ビジネスの世界では大切です。まず、「この仕事は面白い」と思ってみてください。実は、一流のビジネスパーソンは、退屈に思える仕事を「やり甲斐のある仕事」にする心得を身につけています。

田坂広志、プレジデント6月号より引用



田坂さんによると、
仕事に面白み、やり甲斐を感じるための「3つの心得」があるという。

 ①仕事を「研究する」
  ・・・ホチキスの打ち方1つ、接客1つにも技がある。どんな仕事にも研究の余地がある。
  →深く考える力、広く見つめる力、先を読む力、人の心を読む力、場の空気を感じ取る力がつく。

 ②仕事の「意味」を考える
  ・・・仕事の目的ではなく、「自分にとっての」意味を考える。「なぜ今、この地味な仕事が与えられたのか」「何を学ぶ機会なのか」「何を学べということか」
  →「解釈力」ある人は必ず前向きに解釈する。

 ③仕事の「彼方」を見つめる
  ・・・「何をやるか」より「何のためか=企み」学びに真摯に取り組む
  →自然に腕が、人間が磨かれる。
  →仕事、人間、機会、運気が集まってくる。

仕事の「彼方」を見つめる


中でも3つ目の「仕事の”彼方”を見つめる」ということに共感を覚えた。

自分の仕事がどのように社会に影響を与え、周りに貢献しているか、
仕事の彼方に思いを馳せたとき、僕はワクワクするし、「おしっ、頑張ったる!」と感じる。


僕は7月1日付けで営業本部へ異動になることが決まっているのだけど、

商品の案内書を作成したり、伝票を書いたり、意外と地味で単調な作業が多いと聞く。
また、お客様から理不尽な依頼を受け、社内では何でも仕事を押し付けられるなどハードな部署だとも聞く。


そんな環境へ放り込まれるわけだけれども、
田坂さんの言葉を思い出し、仕事を工夫し、スーパーポジティブ思考で楽しみを見出していこーと思う。




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Posted by ジェームズ at 23:44│Comments(2)会社
この記事へのコメント
上昇気流に乗ったあああ‼
Posted by 人参坊弥 at 2012年06月14日 10:07
>人参坊弥さん
三重での仕事はどんな感じ??
仕事の「彼方」を見つめてるかい?^^
Posted by Tomohiro TenganTomohiro Tengan at 2012年06月14日 22:40
 
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